ピアノ査定はインターネットでお手軽に出来る

グランドピアノの査定をする際に、よくされる質問というのがあります。それは「査定するときは、どこを見て買取価格を決めるのですか?」という質問です。
答えは簡単で、メーカー、モデル、製造番号、ペダルの数から基本的な相場を決めます。そこから、ピアノの状態を見て最終的な価格を決めることになります。
グランドピアノの中古市場の特性上、上記のようなところを見れば大体の相場は分かります。本サイトでくどいように書いてありますが、
グランドピアノについた生活傷などは、修理で簡単に修復できるため、さほど査定額に影響ありません。なので、あまりに大きな傷や故障でなければ、観るところはこれだけになります。

ということなので、実はインターネットを使って簡単におおよその査定額をかなりの精度で調べることが出来るのです。
上記で書いたことを入力さえしてくれれば相場は簡単に割り出せることが出来るので、いちいち業者さんに電話して、来てもらって等の負担が大きく軽減することができます。
ですので、少しでも気になるのであれば、インターネットを利用したお手軽な査定をしてみるのもいいかと思います。
ただ過信は禁物です。あくまでも相場を調べるだけなので、実際に観てみてマイナス査定やプラス査定があり多少の誤差は出ますのでご注意ください。
車等の査定よりは精度が高いというだけの話ということを頭に入れておいてもらえれると幸いです。

電子ピアノの査定は非常に難しいゆえに注意が必要

ピアノには色々と種類がありますが、手軽で人気という電子ピアノがあります。ただ、この電子ピアノという楽器は非常に「流行り廃り」が早いので、査定が非常に難しいということもあります。
ですので、ピアノの買取業者さんが引き取りを拒否するという話もよくあります。最初から「電子ピアノの査定は受け付けません」という業者さんも居るぐらいです。
それほど、観るのが難しい電子ピアノですが、ちゃんと売れることは売れますが、期待してはダメですという但し書きがどうしてもついてしまうのが現状です。
なので「値段がつけばいいや」というぐらいの心構えで査定をしてもらうのがいいかもしれません。もっと言えば、今では、何でも買い取ってくれるリサイクル屋さんが多く存在するので、そちらのほうがピアノの専門業者よりも高く引き取ってくれる可能性もあります。
従って、電子ピアノを売るときには視野を大きく広げて、色々な業者さんに査定をしてもらうのがいいかもしれません。
一概には言えませんが、売れるのは「5年経過するまで」と一般的には言われていますので、ご注意をください。中には、5年以上が経過していても売れるものはありますが、それは根強い人気のあるメーカーで購入するときは非常に高いという「手軽」さがない商品だと考えられます。

兎にも角にも、電子ピアノを購入する際には、売るときのことも理解した上で購入することをお勧めします。

プロにお願いするメンテナンス(クリーニング編)

先回までは、グランドピアノの家で出来る簡単なメンテナンス方法を紹介していましたが、今回からは「プロ」にお願いするメンテナンスです。
やはり、素人がメンテナンスをするのとプロがメンテナンスするのとでは、全く違う部分があります。少しでも長く使いたい場合、あるいは売るときのことを考えて査定額をアップさせたいという場合は、プロにお願いする方法も1つの選択です。
当然、プロなのでお金は掛かってしまいますが、それ以上の効果はあるかと思いますので、個人的にはお勧めしたいと思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は「クリーニング」です。拭き掃除等は、自身で出来るかと思いますが、もっと突っ込んだ部分のクリーニングはプロにお任せするのがいいかと思います。
凄いところは、ピアノを分解してクリーニングをしてくれるので、細かいところまで徹底的にキレイにしてくれます。
また、金属部分を磨いてくれたり、ちょっとした画商のキズであれば修復してくれたり、と業者によりサービスはまちまちですが、プロを感じさせてくれるクリーニングをしてくれることは間違いないと思います。

本当に、キレイにしてくれるのでクリーニング完了後は、恐らく思わず感嘆の声があがると思います。新品のように綺麗になるので、お勧めです。

ピアノの引越しは大きなリスクがあることを理解する

ピアノという楽器は本当にデリケートだとつくづく感じることがあります。それは引越しです。
査定時に「引越し経験はありますか?」と聞いてくる業者さんも見えるぐらい引越しというものはリスクが高い作業になります。
運搬時のちょっとした振動でピアノの音色が変わってしまうということが多々あるのが事実です。中には、そのようなリスクを負うのであれば、売ってしまえという方も多く見えます。
では、引越し時にピアノは運べないのか?と問われれば答えは当然「ノー」です。引越し業者さんにお願いすれば、運んでくれます。
ただし、かなり引っ越し料金が高くなってしまうという大きなネックもあるのです。さらに、クレーン車が必要な場所の引越しだったり、非常に狭い場所の引越しだったりすると、さらに引っ越し料金が高くなってしまいます。

人それぞれの価値観、そのピアノの大切度にもよりますが、先にも書きましたが、それほどのリスクを負うのであれば、売ってしまうという選択をするのも頷けます。
ともあれ、ピアノの引越しというものは、そういうものなので、今後、引越しの技術やピアノの耐性が大きく変わらない限りは変わらないのが現状です。
ただ、もし引越し業者さんにお願いした時には最善の努力で、最新の注意を払って運搬はしてくれるので、信頼してお任せする勇気も必要だとも思います。

家で出来るピアノのメンテナンス(温度と湿度を管理する編)

以前に何回か家で出来るピアノのメンテナンスの方法を紹介してきました。先回の内容を読んでいただいた方にはくどいかもしれませんが、ご了承ください。
将来的に、ピアノを業者さんに買い取ってもらおうと思っている方は、この定期的なピアノのメンテナンスは査定額をアップさせるために非常に重要なことなので、面倒ですが頑張ってやるようにしましょう。

今回は「温度・湿度に注意する」ということです。
これは非常に面倒ですが、ピアノは、この温度と湿度に敏感に反応してしまうので、大事に長く使うのであれば、気を付けたいところです。
理由は、単純でピアノは木材を始めとし、フェルトや皮を使用されています。なので、急激な温度変化や湿度の変化についていけないのです。
理想は、温度が15~25度、湿度が50~70%が良いと言われています。梅雨時、真夏、真冬等、管理が大変な時期がたくさんある日本の気候ですが頑張って管理したいところです。
さらに、クーラーなどの空調関係の風が直接当たらないようにもしないといけません。

「そんなの無理だ」と思う方も多く見えるかと思います。実際、私もそうでしたが、やはりピアノを大事にしたいと思うのであれば、ここまで可愛がらないといけないのがピアノというものです。
将来のためにも、無理を承知で、頑張って管理してみてはいかがでしょうか。

家で出来るピアノのメンテナンス(風を通す編)

家で出来るピアノのメンテナンス方法の紹介です。将来、ピアノを売らないといけないとなったときに少しでも査定額をアップするためには、メンテナンスも重要なため紹介したいと思います。

第2弾は「風を通す」ということです。
ピアノという楽器は、非常にデリケートな楽器でも有名です。そしてピアノ内部はどうしてもジメジメしやすく虫が発生してしまうことがあるのです。
虫が発生してしまい内部にあるピアノの部品が食べられてしまうと、少なからずピアノの音色が変わってしまい、最終的には、全く正しい音色が出ないようになるという致命的なことになり兼ねません。
それを防ぐために、天気がいい日には風を通して換気してやることが非常に大事なのです。また、ピアノの天板と鍵盤の蓋も開けることを忘れないでおきましょう。
先にも書きましたが、どうしてもピアノ内部というのは換気しにくいもの、かつ忘れてしまいがちなので意識して換気することが大事です。

先回に続き、これも当たり前のことなのですが、結構、ほったらかしになってしまうことが多々あります。本当にデリケートなので、傷んでからでは「時すでに遅し」です。
拭き掃除と同様で、小まめにメンテナンスしてやることが、ピアノを綺麗に丈夫に長持ちさせる秘訣となります。

家で出来るピアノのメンテナンス(拭き掃除編)

ピアノ査定時に少しでも査定額をアップしたいのであれば、ピアノのメンテナンスを定期的に行うことも非常に大事です。
家で誰もが出来るメンテナンスを紹介していきたいと思います。

それはピアノを拭くことです。
非常に当然のことですが、当然過ぎてないがしろにされがちなメンテナンスの1つです。黒いピアノは汚れが目立つので、柔らかい楽器用の布で拭いてあげると良いかと思います。これだけでも光沢が全く違うので是が非でもしておきたいメンテナンスの1つです。
そして、鍵盤も小まめに拭き掃除をすることを強くお勧めします。やはり、一番、触るところなので汚れも直ぐについてしまいます。こちらも、専用の布があるので拭き掃除をしましょう。また専用クリーナーもあるので、そちらも使うとより一層綺麗になります。

特に小さなお子様が居るご家庭では、小まめにすることを強くお勧めしたいです。やはり、子供は色々なものを触りたいという好奇心が旺盛なので、ピアノというもの格好の的になってしまう宿命を持っています。
グランドピアノのような「重厚感」も大切にされるものが指紋でべたべたのまま放置されていると、やはりそこから痛みが激しくなってきてしまうのも事実です。

小まめにという大変さはあるかと思いますが、少しでも長持ちにさせるため必須の作業です。是非、拭いてあげましょう。

売れるか売れないかの線引きは何処にある?

ピアノ査定に関して、本サイトでは恐縮ながら色々とアドバイスや情報を記載させてもらっています。
「で、結局のところどんなピアノが売れなくて、どんな状態だったら売れるの?」という疑問が沸いた方が見えるかもしれないので、基本的な売れるピアノ、売れないピアノについて記載したいと思います。

単純に、古くて致命的な故障があるピアノは売れないことが多いです。
古いということについては、一般的に「30年」と言われています。30年ぐらいまでであれば値段がつくケースの方が多いようです。それ以上、経過しているとピアノの状態が重要となってきます。
致命的な傷というのは、何かしらの災害にあってしまいピアノがひどく傷んでしまった状態で、例えば水没してしまった、火災で一部分が焼けてしまった等があると思います。
他にも、虫による被害も買い取れないと言われるケースが多いかと思います。
従って、30年以上経過したピアノで、災害等で傷んでしまっているピアノは値段を付けることが出来ません。逆に、このような状態以外であれば、大体が値段を付けて買い取ってくれることでしょう。

ともあれ、業者によって、この辺りの基準はまちまちなので、売れるか売れないか微妙な線だなと感じている場合は、インターネットの一括査定等を利用して複数業者にお願いするのが良いと思います。

ピアノ査定の基本。査定時は何処を見ているのか?

ピアノ査定を行うときに、業者さんは何処を見て査定をしているのか?ということが気になりませんか?
本日は、業者さんが査定の際に判断するために必ずチェックするところを紹介したいと思います。単純に「ここを観てる」という紹介だけなので、査定額がアップするという話ではありませんのでご了承ください。

1つ目はやはり製造メーカーです。
日本が世界に誇る技術力というのはやはり素晴らしいものを持っています。有名なメーカーは自然と査定額は高くなります。例えば、ヤマハさんやカワイさんは市場でも人気のため高額になる可能性があります。

2つ目は、型番です。
いつの時代につくられたものなのか?を判断するために用いられます。一概にも新しいものが高いとは言えませんが、やはりキレイで新しい方が好まれる傾向は強いです。
ごく稀に「ビンテージ物」ということでマニアには堪らないというものや美術館で展示したい等のお宝も潜んでいるので、古いものでも高額になるものは、ピアノの世界でも存在します。

3つ目は、ペダルです。
ペダルの本数を見ています。2本の物、3本の物か?を見て査定額の参考にしています。

大まかには以上の3点を軸に査定額を決めています。もし、時間がなくてスムーズに査定を行って欲しいと思っている方は、査定のお願いをするときに、この情報を先に伝えておくとよいと思います。

ピアノ査定をする前に調律をしておくべきか?

ピアノの査定額をアップさせる方法はいくつかありますが、そのアップ方法ごとに、色々と考えないといけないことがあるのも事実です。面倒ですが、少しでも高く売るために目を向けてみるのも査定額アップに繋がるわけです。

さて、そんな査定額アップの方法として、よく質問に挙げられるものがあります。それは「調律」です。査定前に、ピアノの調律を済ませておいた方が査定額のアップが望めるか?という内容です。
はっきりとした答えを出すことはできません。理由は、査定する業者さんによって異なるためだからです。要はアップする業者さんもいれば、関係のない業者さんも居るということです。
ですので、一番よいと思われるのは、査定をお願いするときに、そのお願いした業者さんに「調律は査定額に影響しますか?」とダイレクトに聞いてしまうのも手です。
その結果、調律をした方がプラス査定なれば、調律を自分でするのもいいですし、プロの方にお願いをするのもいいかと思います。

ともあれ、ピアノの調律は本来であれば小まめにメンテナンスとしてやっておいた方がよいものなので、いくら使わなくなったとしても、ある程度の周期で調律を行っておくことをお勧めします。
そうすれば、特にこのようなことも気にせずピアノ査定をすることが出来るかと思います。