家で出来るピアノのメンテナンス(温度と湿度を管理する編)

以前に何回か家で出来るピアノのメンテナンスの方法を紹介してきました。先回の内容を読んでいただいた方にはくどいかもしれませんが、ご了承ください。
将来的に、ピアノを業者さんに買い取ってもらおうと思っている方は、この定期的なピアノのメンテナンスは査定額をアップさせるために非常に重要なことなので、面倒ですが頑張ってやるようにしましょう。

今回は「温度・湿度に注意する」ということです。
これは非常に面倒ですが、ピアノは、この温度と湿度に敏感に反応してしまうので、大事に長く使うのであれば、気を付けたいところです。
理由は、単純でピアノは木材を始めとし、フェルトや皮を使用されています。なので、急激な温度変化や湿度の変化についていけないのです。
理想は、温度が15~25度、湿度が50~70%が良いと言われています。梅雨時、真夏、真冬等、管理が大変な時期がたくさんある日本の気候ですが頑張って管理したいところです。
さらに、クーラーなどの空調関係の風が直接当たらないようにもしないといけません。

「そんなの無理だ」と思う方も多く見えるかと思います。実際、私もそうでしたが、やはりピアノを大事にしたいと思うのであれば、ここまで可愛がらないといけないのがピアノというものです。
将来のためにも、無理を承知で、頑張って管理してみてはいかがでしょうか。