電子ピアノとは?技術が進み素晴らしい音色に

技術の進歩というものは凄まじいと感じるのが「電子ピアノ」です。グランドピアノ、アップライトピアノと紹介してきましたが、今回は、電子ピアノについて説明していきたいと思います。

電子ピアノとは、読んで字のごとく音が電子データ化され、その音源が鍵盤を叩くことによってピアノのような音を出す機械、楽器となります。
一昔前の電子ピアノですと、鍵盤の叩く強弱に関係なく一定の音量の音しか出せなかったという欠点があったのですが、今では、この強弱さえも表現できるようになり、また一つグランドピアノに近づいた今日この頃です。
ただ、やはり「電子」というだけあって音は、電気的な無機質なイメージを感じるは致し方ないところかもしれません。
音に関しても、一昔前よりは非常に良い物になりましたが、グランドピアノ、アップライトピアノと比べるとやはり物足りなさを感じてしまうのは事実です。

ともあれ、それでも「練習用」としては非常に便利なものなので、安価にピアノを体験できるという位置づけで非常に人気の高いアイテムということも言えます。
電子系の技術はまだまだ伸びると思いますので、将来的にも、グランドピアノのような音が出せるようになるやもしれません。
そういった楽しみもあるのが電子ピアノだと思います。

アップライトピアノとは?アップライトピアノの特徴とは?

先回はグランドピアノについて説明をしましたが、今回は、よくご家庭で観ることができる「アップライトピアノ」について説明をしていきたいと思います。

アップライトピアノの特徴は何と言ってもコンパクトさです。当然、そのコンパクトさというものは、限られたスペースにも「グランドピアノ」が置けるように考案された楽器です。
グランドピアノは音を出すために弦を床と水平して貼りますが、このアップライトピアノは垂直にして弦を張るため、最大の特徴であるコンパクトさを実現したピアノとなります。
ちょっとした豆知識ですが、アップライトピアノのものによっては60cmほどの幅があれば、引越しなどの搬入が可能なほどコンパクトな楽器となっています。
また、最近のアップライトピアノは物もよくなりましたが、やはり音質の面ではグランドピアノには叶いません。ですが、音の強弱の付け方や、鍵盤を叩く感じは、さほど変わらないので練習用として用いられるのが常となっています。

ともあれ、今では「インテリア」としても活用されることが多く、その外観も色々なものが増えてきました。当初は、グランドピアノに近づけようということもあり「黒」ばかりでしたが、今では白や木目、茶色等、多種多様に渡っています。

ピアノの種類でグランドピアノとは何か?

色々と本サイトにてピアノ買取、査定を始め色々なことを記事にしてきました。ただ肝心の「ピアノとは」という基本的な部分が落ちてしまっていたので、遅くなりましたが、今回、グランドピアノについてお話をしていきたいと思います。

そもそも「ピアノ」と呼ばれると「グランドピアノ」のことを指します。このグランドピアノは、楽器の王様とも呼ばれ、その美しい音色に昔から今もなお愛され続けている楽器です。
グランドピアノは主に、コンサートホールや学校の音楽室、体育館、そして教会などの人が集まるような場所によくおいてあります。
また、グランドピアノの音色を聴きながら食事を楽しむというように、レストランにおかれたり、ホテルのラウンジ等におかれ、旅の疲れを癒したりと、その用途は多岐に渡ります。

グランドピアノが織りなす豊かな音の響きが素晴らしく、力強い音は当然のことながら、繊細で柔らかい音を出した時にも、遠くまで響き渡るのは、グランドピアノの特徴です。
従って、先にも書いたような「人が集まる場所」におかれることが多い要因の1つとなっているだと考えられます。

ちなみにグランドピアノは上から見ると大きな手袋のような形をしているのはご存知だと思います。それは、音を出す「弦」の長さによって音程が決まるため、長い弦、短い弦が貼られているため、このような形になったのです。

素朴な疑問。売ったピアノはどうなるのか?

ピアノ買取をしてくれた業者が、その後、そのピアノをどうするか?が気になったことはありませんか?
ずっと愛用をしていたピアノがどのように扱われるか?が気になってしまうのは至極当然のことだと思います。

基本的には、傷んだところを修理し綺麗な状態にして販売するのがスタンダードな流れです。
具体的に修理は、調律、故障している部品の修復、部品交換をプロの方々がこれでもかというぐらいにメンテナンスを行います。
さらには、見た目もキズを始め、禿げてしまっている部分や日焼けしてしまった部分も綺麗にしていきます。程度によりますが、新品と言われても疑う余地がないほどに綺麗になる場合もあります。

そんなピアノは日本でリサイクル品として売られる場合もありますが、実は海外へ輸出する方が断然多いのです。意外に知られていない事実で、諸所の理由によりこういった販売経路になったのです。
販売国は、まさにさまざまでアメリカ・カナダを始めとした欧米諸国、もちろん欧州にも輸出されています。アジア圏でも幅広く販売されています。

こういった繊細な楽器というものはモロに技術力が求められるので、元々そういったことが得意の日本製は、やはり中古でも海外では人気が強いのです。
あなたがピアノ買取をしてもらったピアノは世界のどこかの家庭で使用されているのが一番可能性としては高いと言えます。

プロにお願いするメンテナンス(オーバーホール編)

プロのメンテナンスの紹介、第3弾「オーバーホール」についてです。

普段ピアノを使っていると、どうしても鍵盤の叩き心地や、グランドピアノの本来の性能の劣化が起こってしまいピアノが楽しめなくなってしまうことがあります。
そんなときには、このオーバーホールのメンテナンスをして欲しいと思います。このオーバーホールをすることによって劇的に鍵盤の叩き心地などが良くなります。

そもそもオーバーホールの内容ですが、グランドピアノについている部品の点検をし交換、修復をしてくれる作業のことを言います。
具体的には、グランドピアノの鍵盤に付いている「弦」や「ダンパーフェルト」を始め、実際に音を出す「ハンマー」、そのほかにも「調律ピン」と呼ばれる部品等を点検してくれます。
どれも、グランドピアノにとっては基本的な部品で、かつ重要な役割を担っているものなので、これをメンテナンスすれば、劇的に叩き心地が変わるのも頷けます。

ともあれ、このオーバーホールのメンテナンスについては、お願いする業者にきっちり作業内容を確認することをお願いします。
こちら側が、修復だけでよいと思っていたのに、部品交換をしてしまい高額な請求をされてしまうというトラブルも実際にあるので、何をどうしたいのか?を伝え、それについてどうするのか?の回答をきっちりと聞いておきましょう。

プロにお願いするメンテナンス(調律編)

先回から始まった「プロにお願いするメンテナンス」ですが、今回は「調律」についてお話をしていきたいと思います。

調律は、やろうと思えば素人でも出来ることですが、下手に触ると素人の自分自身では修復不可能な状態になってしまう危険性も兼ね備えているので、やはりプロ調律師にお願いするのがベストだと思います。
実は調律というものは結構なメンテナンスで、故障かな?と思ったようなことが調律で解消される場合があるのです。例えば、鍵盤を叩く感触が重い、鍵盤の叩いた後の戻りが悪い等は解消される可能性があります。他にも、叩いても音が鳴らない、1回しか鍵盤を叩いていないのに、2回音がなる等も解消されるかもしれません。

ともあれ、ピアノというものは、日を追うごとに正しい音色から少しずつ音がずれていってしまうデリケートな楽器です。ですので、可能であれば、頻繁に調律をすることが望ましいです。
個人個人の好みの問題になってしまいますが、個人的な意見としては最低でも1年に1回は調律しておいた方がいいと思います。可能であれば、半年に1回のペースがベターだと感じます。

さて、調律師の方は当然プロなので、グランドピアノのことは非常に長けている方々です。ですので、調律以外にもピアノについて気になることも聞いてみても何ら問題ないので、遠慮せずに聞くのもメンテナンスの1つかもしれません。

プロにお願いするメンテナンス(クリーニング編)

先回までは、グランドピアノの家で出来る簡単なメンテナンス方法を紹介していましたが、今回からは「プロ」にお願いするメンテナンスです。
やはり、素人がメンテナンスをするのとプロがメンテナンスするのとでは、全く違う部分があります。少しでも長く使いたい場合、あるいは売るときのことを考えて査定額をアップさせたいという場合は、プロにお願いする方法も1つの選択です。
当然、プロなのでお金は掛かってしまいますが、それ以上の効果はあるかと思いますので、個人的にはお勧めしたいと思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は「クリーニング」です。拭き掃除等は、自身で出来るかと思いますが、もっと突っ込んだ部分のクリーニングはプロにお任せするのがいいかと思います。
凄いところは、ピアノを分解してクリーニングをしてくれるので、細かいところまで徹底的にキレイにしてくれます。
また、金属部分を磨いてくれたり、ちょっとした画商のキズであれば修復してくれたり、と業者によりサービスはまちまちですが、プロを感じさせてくれるクリーニングをしてくれることは間違いないと思います。

本当に、キレイにしてくれるのでクリーニング完了後は、恐らく思わず感嘆の声があがると思います。新品のように綺麗になるので、お勧めです。

家で出来るピアノのメンテナンス(音を出す編)

将来を見据えてピアノの査定を少しでもよくするためには、小まめなピアノのメンテナンスが非常に重要です。
本サイトでは、家でも出来る簡単なメンテナンス方法を紹介してきましたが、そのシリーズの第4弾となりますので、最後までお付き合いして頂けると幸いです。

今回は「鍵盤の全ての音を出す」ということです。ピアノも使わずに放っておくと、どんどんと劣化をしていってしまう楽器です。
ほどよく使ってあげないと、直ぐに音が悪くなったりと不都合が生じてしまうデリケートな楽器ということを理解しておきましょう。

なので、いくら使わなくなったとしても、たまにでいいので鍵盤の蓋をあけて音を出してあげることが非常に重要なのです。しかし、盲点もあります。毎日のように使っている場合も“全ての鍵盤”を鳴らすことが重要なのです。
いくら毎日のようにグランドピアノを使っていたとしても、やはり鍵盤を叩く回数が少ない音というものがあるものです。弾く曲調にもよりますが、最悪の場合、一度も叩かないということもあるかもしれません。
その音に対しても、きっちりと「使ってあげる」というのが大事なので、88鍵を全て叩いて音を出してあげるようにしましょう。

これだけでも「もち」が随分と違うので、比較的、実行しやすいメンテナンスだと思うので、積極的にすることをお勧めします。

ピアノ引き取りでキャンセルした場合の注意点

よくあるトラブルの1つに「キャンセル料が発生してしまう」ということがあります。売り手側が、買取のキャンセルをしたときに業者によっては、このキャンセル料が発生してしまう場合があるのでご注意ください。

査定も満足のいく額が付いて、売買が成立したため後日にピアノを取りに行きますという流れになったのですが、引き取り当日にキャンセルをするという方も実際に見えます。
諸所の理由があるかと思いますが、いくらお客さんとは言え、このようなドタキャンは業者にとっても非常に痛手になることをご理解いただけると幸いです。
その日のために、運搬用のプロを用意したり、運搬用のトラックを用意したりとお金を使って色々と準備をしているわけです。
そこにキャンセルが入ってしまったら、このお金は損失になってしまうわけなので、キャンセル料を徴収するのも納得がいきます。

なので、もしキャンセルをするのであれば、早めに連絡をしたいところです。早めであれば、キャンセル料が発生しない可能性もあります。
また、査定に関してのキャンセルは、キャンセル料が発生しない業者が多いようです。恐らく、中には、この査定と運搬が同意と捉えられてしまい、キャンセル料が発生しないと勘違いをした方もいるかもしれません。

ともあれ、売買の取引が決まったのであれば、基本はキャンセルはしないで契約の履行をしたいところです。

値段が付かなかったピアノはどうしたらいいのか?

ピアノの査定をしてもらったのはいいけど値段が付かなかった。という状況になったら、どう対処したらよいのか?が気になると思うので、ここで少しお話をしたいと思います。

やはりピアノも中古市場で売れるものと売れないものは存在して、売れないものは買い取れないのは至極当然のことです。
売り手側も不要なので売りたかったので、値段が付かないと聞いてしまうと「じゃあいい」となるかもしれません。ただ、いつかは処分をしないといけないため、査定した業者に引き取ってもらうのも1つの手だと思います。

引き取りに関しては業者によって対応は異なるため確認は必要です。何が違ってくるのかと言いますと、引き取り時の運搬費用です。
電子ピアノのように運搬が比較的に楽なものはいいですが、グランドピアノになってくると、プロの手が必要になってくるのは致し方ありません。
そこに、お金が発生するの当たり前のことなので、ここは割り切るしかありません。ただ、中にはメーカーによっては無料で引き取ってくれる場合もあります。
中古品として利益を上げた分と、人件費を始めとした、その他諸々の経費を指しいてプラスマイナスが0ぐらいになるのであれば、無料で引き取ってくれる場合もあるようです。

ともあれ、処分をするにしても自分自身で運搬するのは非常に難しい為、値段が付かなくても業者に引き取ってもらうのがベターかもしれません。