将来を見据えてピアノの査定を少しでもよくするためには、小まめなピアノのメンテナンスが非常に重要です。
本サイトでは、家でも出来る簡単なメンテナンス方法を紹介してきましたが、そのシリーズの第4弾となりますので、最後までお付き合いして頂けると幸いです。
今回は「鍵盤の全ての音を出す」ということです。ピアノも使わずに放っておくと、どんどんと劣化をしていってしまう楽器です。
ほどよく使ってあげないと、直ぐに音が悪くなったりと不都合が生じてしまうデリケートな楽器ということを理解しておきましょう。
なので、いくら使わなくなったとしても、たまにでいいので鍵盤の蓋をあけて音を出してあげることが非常に重要なのです。しかし、盲点もあります。毎日のように使っている場合も“全ての鍵盤”を鳴らすことが重要なのです。
いくら毎日のようにグランドピアノを使っていたとしても、やはり鍵盤を叩く回数が少ない音というものがあるものです。弾く曲調にもよりますが、最悪の場合、一度も叩かないということもあるかもしれません。
その音に対しても、きっちりと「使ってあげる」というのが大事なので、88鍵を全て叩いて音を出してあげるようにしましょう。
これだけでも「もち」が随分と違うので、比較的、実行しやすいメンテナンスだと思うので、積極的にすることをお勧めします。