ピアノの事・6

ピアノの事を思い出すと、ハノンを思い出し、つぎに人生初めての発表会の最初のところでとちり、まぁ、あれ以来発表会というのはとてもキツイものになりました。ヴァイオリンもそうでしたがね。人前で弾くのがとても辛い。というか、あのスポットライトで照らされるのがいやなんですよね。高校の時に初めての発表会・・・「貴婦人の乗馬」でしたよ。思い出しても、悔しいが、あれは駄目だった。練習ではいくらでも弾けたのに、どうして本番でひけなかったんだろうか?あがり症なんですね。きっと。人前で、弾くのが慣れていないのです。子供の頃から人前で何かをすうるのが非常にいやだった。幼稚園の時は御姫様薬をやりたかったけど、最初のネズミ役で、終りの挨拶ができなくて、父親になんどもしかられてからトラウマになった。あの頃はなんでしかられるのかが理解できなかった。といういよりも頭ごなしにしかられる理由がわからなかった。出来ないものは出来ない。父親に嘘をつかれて、信じていたのに裏切られてしまった記憶もあるから、あの時から、はやく家をでればよかった。都会の進学校に行けばよかったといまさらながらに思うが、絶対毎日の様に母親が入り浸りになっていると思う。ろくに勉強なんて出来る環境にならなかったなぁ。その時にピアノで精一杯メンタルを支えていたんだろうな。今思えば、もっと反抗いて暴れていればよかったよ。ピアノでメンタルたもっていたからね。