ピアノを始めたきっかけって、ほとんどの人がある程度親主導だったと思うんですよね。統計とか採ってみれば、恐らく一目瞭然に出てくると思います。みんな小さい頃からしっかり習ってる。だから基礎が出来ているんですよね。それに比べて私ときたら。
元々洋楽が大好きで、特にハードなロックが中学時代から大好きだったんですが、ちょうど中学校一年生の冬、エクストリームというアメリカのファンクメタルバンドに大ハマリしまして。当時からエレキギターは弾いていたので、ロックギター界でもエクストリームのヌーノ・ベッテンコートは特別上手くてセンス良くて、しかも顔はTOKIOの長瀬くんに似てて超イケメン。心の師匠でした。
そんな師匠のセカンドアルバムの一曲目で、キレイなピアノのイントロが入ってたんですよ。最初は特別気にしてないイントロだったんですが、よくよく調べてみるとそのピアノは心の師匠、ヌーノさんが弾いている事が判明。「え!?とんでもないギターテク持ってて、しかもピアノまであんなに上手いの!?」あまりにかっこよすぎて早速次の日には電子ピアノを買いに行きました。
ヌーノさんは元々ピアノを習ってた口で、私は独学ギターからピアノなので、習熟度には雲泥の差はありましたが、今となっては鍵盤を触る方が多くなっているので、師匠にはありがとうと伝えたいです。彼の素晴らしいイントロのおかげで、今の私がある。いい年してこんなに音楽を楽しめる。