買取不可な電子ピアノ

一般的に電子ピアノは、買取業者に査定の依頼をしても値段をつけてもらえる事がほとんどないようです。特に10年落ちのモデルならまず無理。処分費用を数万円取られて引き取ってもらうのがやっとだそうです。これはかなり悲しい。だって、大体買ったときって20万円位するじゃないですか。しかも愛着もあって、大事に使っていたのに金額がつかない。かなり精神的なダメージがあります。

電子製品は大きくても小さくても、小型家電から大型製品まで大体は10年を過ぎると買い手がつかないから値段をつけられないとか言われました。確かに言わんとしてる事には納得出来るんですが、そんな所に処分費用を払って引き取ってもらうよりも、値段がつかないとハッキリ分かってしまったモノに関しては、近所の児童保育施設に寄贈してあげるのが1番有効な使い方だと思います。

だって実際全然使えますからね。なんとなく感じるんですが、昔の日本の製品は今のよりもよっぽど壊れにくいです。多分構造的にシンプルで材料も今よりふんだんに使っているからだと思います。余計な機能が少ないから負担もかかりにくく、壊れる場所が圧倒的に少ない。利益の追求や小型化、低価格に挑戦する度に内部の重要な基幹が小さくされがちですから、それが徹底されていない昔の製品は大事に使っていればかなり長持ちします。

家庭の事情でやむなく手放してしまう事が多い大型の電子ピアノ、地域の為に有効活用したいですよね。