電子ピアノならではの機能(音色セレクター)

冒頭から私事で非常に申し訳ないのですが、私は妻子持ちで毎日、ごくごく普通に過ごしています。そして、度々、妻との会話に出ることがある内容があります。
恥ずかしい話ではありますが「カレーが3日連続して出ること多い月」というものが、どうしてもあるのです。私の稼ぎが悪いので致し方が無いのですが、妻はその度に「よく飽きないね」と、言ってきます。
私は、好きな食事の種類であれば、毎日出されても飽きることがないのです。と、断言したいところではありますが、極論で、これが1ヶ月なり、2ヶ月なり続けられてしまうとやはり飽きてしまうものです。

さて、どうしてこんな冒頭になったか?と、言いますと、電子ピアノに「音色セレクター」という機能があります。
言葉通りで、音の出力音を変更することが出来る代物です。電子ピアノならではの特徴でありますが、昨今、その機能も飛躍的に伸びているのです。
昔は数種類の中から選択するしかありませんでしたが、今では、その種類はなんと100種類以上なんていう強者の電子ピアノが存在するぐらいです。

いくらピアノが好きと言っても、毎日毎日、同じ音ばかりを耳にしていては、やはり飽きてしまうところです。カレーと同じで、いくら好きと言っても限度と言うものがあるわけです。
そこで、気分転換に音の種類を変えられることが出来るのは非常にありがたい機能だと言えるのです。しかも、今では、その機能は素晴らしく、細かく音の種類が設定できるのです。
何が言いたいのかと言いますと、例えば、鍵盤を真っ二つに左右に分けて考えます。要は左44鍵盤、右44鍵盤と分けて音を設定することが出来るのです。
あまり使わない機能と言ってしまえば、それまでですが、あくまで「気分転換」に1人でアンサンブル的なことで遊べるということです。
繰り返しになりますが、毎日毎日、真剣にピアノの練習に取り組むことは大事なことです。ですが、100%の力を年がら年中続けられるわけではありません。こういった機能で楽しむことも、またピアノの練習だと私は思います。

ただ、電子ピアノの機能としては当たり前の機能のため、もしこれを中古ピアノとしてピアノ査定に出したとしても「音数が多いから査定額アップ」なんてことは皆無です。
購入時に、こういったことを考えて居るのであれば、音色の種類の豊富さというものは、それほど重要な部分ではないということは、頭に入れておきましょう。

ともあれ、電子ピアノは「遊び心」も楽しめる魅力があるのは、いい意味で大きなメリットと言えるかと思います。