電子ピアノという楽器は売却しようと思い立ち、いざピアノ査定に出してみると非常に残念な結果になってしまう場合が多いです。
それほど、価値が下がっていくスピードが速いのです。そもそも電子ピアノを購入する層の特色でもあるのですが、やはりグランドピアノやアップライトピアノのようなアコースティックピアノにより近いものを求めるためです。
そして、そのニーズに応えようとメーカー側も速いテンポで、新作を出していくわけです。そういった流れもあるので、どうしても「最新技術が詰まった電子ピアノが欲しい」という情勢があるので、元々、中古電子ピアノの位置づけが、なかなか難しい立場に居るのです。
これが、要約した電子ピアノのピアノ査定の現状です。もう少し詳しく書いていきたいところですが、その前に電子ピアノのあれこれを記事にして、改めてピアノ査定にについて記載しようかと思います。
ですので、頭の片隅に、この査定のことを置いて一読してもらえると幸いです。
さて、今回のテーマは、電子ピアノのメーカーごとの音についてです。
電子ピアノを販売しているメーカーはいくつも存在し、そしてその存在するメーカーの数だけ電子ピアノという楽器の特徴があります。
どのメーカーがお勧めというのは、正直、購入する方が電子ピアノをどのように扱うか?で全く変わってくるので「これ」というものは正直ありません。
例えば、アコースティックピアノの練習用に購入したいと思うのであれば、やはり「生音」に近い音を出してくれる電子ピアノがよいです。
そうなると、やはり「カワイ」「ヤマハ」になります。さすが、グランドピアノ・アップライトピアノを販売しているメーカーだけあって、電子機器系のメーカーより格段と音が良いです。
正直、カワイとヤマハとどちらが良いのか?と問われると甲乙つけがたいのですが、それ以外と比べると、その差は一目瞭然です。
やはりピアノのプロのメーカーが作っているのだなと感心するほどでプライドを感じます。プロ野球選手とプロサッカー選手が、野球で勝負したときプロ野球選手が絶対に負けられないというプライドがあるように、ピアノメーカーも電子機器メーカーには譲れない部分はあるものだなと勝手ながら感心するほどの差です。
ともあれ、このように音を重視するのであれば、上記2つのメーカーのどちらかになります。先にも書きましたが、この2メーカーの差は皆無なので、本当に後は好みと値段ぐらいで決めるということになるかと思います。