練習・10

うちのヴァイオリンの先生は忙しい。生徒さんがどんどん入ってくるのである。今週の土日は函館の音楽祭にでるというバイタリティのあるおばあちゃん先生なのですよ。今日もなにか予定が入ったらしくて、レッスンは明日に移動する事になった。ふう……練習してないのがばれそうになったよ。ピアノの先生は20代の先生だったので、若かった。教えかたもそこそこ上手だったけど、怒る事はしない先生だったなぁ。お嬢様でしたが、お父さんの会社が倒産してしまって、彼女の家は売約されてしまったようです。街の楽器屋の店舗を借りてピアノを教えてくれていたです。ヴァイオリンの先生は怒る。先生血圧上がるよ?と思うぐらい怒られる。音が合わなかったり、高かったり、弓の音がぶるぶるとブレだしたら、もう怒る。キレる。
9年目越えました。それでも毎回最初はボーイング。調弦も兼ねているけどね。そう!友人が楽器を始めるらしく、フルートとヴァイオリンに興味を持った。
……クラリネットが良かったな。素人にはなじみやすいだろうし、綺麗な音色だろうし。でもフルートのお試しをやるらしい。ヴァイオリンもするらしい。
……いや、うん、いいんだ。彼女もピアノをやっていたらしけど、なぜかストレスが溜りすぎて、発散したりらしい。だったら楽器だよ~とお勧めして、クラがいいのに~。ヴァイオリンは難しいぞ。と思いつつも、一緒に発表会にでれたらいいなぁと思う。