ピアノの才能が無いので買い取ってもらった(泣)

誰でもが自分は特別な存在と思ってしまいます。

どこの親もそうでしょうが、私の親も幼少のころは私に過大な期待を寄せていたため運動・音楽・書道などの稽古事に通いました。

残念ながら音楽の素養が無かったゆえでしょうか?そう多くの時間を要せずに通うのが面倒臭くなってしまいました。良く考えると両親の家系に音楽の才能がある親族は1人もいませんので当たり前なのでしょうが・・・。

やはり才能があると努力が結果として出るので楽しくなり惜しみない努力をするため更に上手くなるのですが、才能が無いと努力が結果として出ないので更にやる気が無くなります。

開始時には気合をいれて両親がピアノを買い与えてくれたのですが、少しすると居間を無駄に占有する不要な置物となってしまいました。

でもピアノはいいですね。

歌は声を出しても思うように音階が出ませんが、ピアノは取りあえず鍵盤を叩けばその音が出ます。

もっとも名を遺すほどのピアノ奏者となるのには音痴では無理なので同じ場所に収れんするのでしょう(笑)

そんなこんなでピアノは帰宅後にランドセルを置く無駄に大きい置物となってしまっていました。

おそらく中学に上がる頃には私の素養を見限った両親がピアノを処分したのでしょう。私の記憶にはピアノの思い出はありません。

おそらくピアノは知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いぐらい遠縁のだれかに二束三文で売ったのでしょうが、もし現代だったらネットで検索して見積りを出させて競合させて1円でも高くピアノを買取業者に売ったのでしょうね。まぁタラレバの話ですが・・・。