子供とピアノのあれこれ(音楽教室を選ぶ)

子供の成長を見るのは親としては至高の時間だと思います。かつ、子供が楽しそうにしていると、さらに幸せ度が増すこと言うまでもありません。
もし、ピアノをやっているときに、こういったことを感じることが出来たのであれば、迷わずにピアノを購入してあげようかなと思うのも、また親がよくする行動なのかもしれません。
このような状況が色々なところで起こるからこそ、子供のためにピアノを買いたいと思う親御さんが多いのかもしれません。私も、そんな大勢多数の中の一人です。
人それぞれだとは思いますが、よく耳にするのが、幼児期にピアノレッスンに連れて行き、子供の様子を見ながら続けるのか、辞めるのかを判断するようです。
様子を見ると言うのは、センスうんぬんではなく、子供が音楽を楽しそうにやっているか?どうかです。当然、楽しそうにしていれば続行するという選択になるわけです。
そして、心底、楽しそうにしているのであれば、新品のちょっとしたピアノを購入してあげようと思うのは自然な流れなので、ピアノ選びに悩んだときには、こういった動機でも全く問題ないと思います。

こういったことがあるからこそ、ピアノレッスンに行かせる場合には、その内容を理解してから選ぶようにしたいところです。
あまりにも変なところへレッスンに行かせてしまうと、音楽の楽しさはもちろんのこと、最悪の場合は、そのピアノの技術すら向上することが出来ない場合もあります。

ピアノレッスンには個人レッスンとグループレッスンと大きく分けることが出来ます。注意したい点は多くあるのですが、ここではかいつまんで説明をしていきます。
個人レッスンの場合は、子供のペースに合わせたレッスンが出来るので、慌てずにゆっくりと音楽の楽しさを学ぶことが出来ます。反面、レッスンの先生の力量が全てになるのと、子供との相性が悪かった場合は逆効果になることも考えられます。
グループの場合は、みんなで音楽をするという楽しさを身体全体で感じることができます。反面、競い合っているわけではないのですが「差」というものがどうしても出てしまうのも事実です。
特に幼児期で、1年単位で括ったとき、4月産まれの子と早生まれで3月産まれの子とは大きな差があるのは致し方がありません。この「差」でつまらないと思ってしまう可能師も捨てきれません。
余談ですが、最近では、さらに細分化しているところもあるようなので、こういったレッスンを選択するのも1つだと思います。

ともあれ、幼児期のピアノというものは、技術うんぬんより、音楽の楽しさを学ぶというところに重点を置いたレッスンが多い傾向にあります。