子供とピアノのあれこれ(始める年齢について)

新品のピアノなり、中古のピアノなり購入しようと思ったときというのは、子供にピアノを習わせたいと思ったことがきっかけという方が大勢います。
そういった方々が、どんなピアノを購入するのかは、その住んでいる環境や、その他の色々な条件で決まってきます。従って、本ブログでは、その子供のためのピアノということに着目して記事にしていきたいと思います。

今回のテーマは、子供にピアノを習わせるとき始める年齢というのは何歳からなのか?と、言うことについてです。
結論から言ってしまえば、早ければ早い方が良いということです。ただ、0歳児や1歳児がピアノを弾けるか?と問われると中々難しいですが、聴くことは出来ます。
人間の聴力というものは非常に素晴らしい機能を持っており、よくお腹の中に居るときから声が聴こえていると言われています。
従って、幼児期とピアノの関係はピアノの音に慣れることや音と感じること、音楽を感じることが主体になってきます。
従って、幼児期のピアノ教室へレッスンへ行くと、とにかく親子でピアノの音で音楽を楽しむと言うことが中心になるわけです。

ピアノとは関係がありませんが、幼児期について少し余談です。
赤ちゃんは、まだまだ言葉を理解することが出来ません。言葉に関しては、徐々に理解していくものなのですが、実は音を感じていることは明確な事実なのです。
従って、音楽というものを感じ取ることが出来るのです。そして、元来、人間の本能として音楽を聴く能力を持っているのです。
いい例は、子守唄です。赤ちゃんは、音楽という概念を知らないにも関わらず、子守唄を聴くと落ち着いて眠りに落ちていくということが多々あります。これがまさに「音楽を感じている」ということに繋がってくるわけです。

ともあれ「子供にピアノを習わしたいのですが何歳から始めればよいのですか?」という問いには私は「早ければ早い方が良い」と、答えます。ですが、誤解をしないで欲しいのは、小学生になってしまったから遅いということはありません。何歳で、始めてもピアノに対する技術は向上していきます。
ただし、注意したいことがあります。それは絶対音感についてです。ピアノには絶対音感は必須条件ではありませんが、将来的に音楽を生業としていくことを目指すのであれば持っていた方が能力です。
これは、幼児期から訓練が必要になるため、こちらは小学校に上がってしまってからでは遅い可能性がありますので注意しておきたいところです。