ずっと自分の家族が、漠然とですがほしかったです。ひとりで過ごすことは平気なのですが、独身のときはひとりが寂しく感じました。結婚しても、なにか足りない気がしていました。夫と2人で旅行に行くと、すごく寂しく感じていたことを覚えています。植物をベランダで育てたりもそのころが初めてでした。子どもがほしいと積極的に考えてはいなかったのですが、自然と本能で年頃には子どもを持つようになっているのだなあ、と感じました。子どもが生まれて10年です。子育て一辺倒に否応なくなるので、世間との疎外感みたいなものはやはりありましたが、寂しさはまったく感じなくなりました。そんな暇がなかったです。子どもすごいです。べったりだった時代が終わりつつあるので、またあの寂しさがもどってくるのか、こわいような気もします。でも手は離れつつも、違う大変のステージに入ったみたい、今はまだ嵐の中なので、その暇はなさそうです。友人に物がないと驚かれた新婚時代は昔、今は多すぎる物の見直しの時期に入ったようです。電化製品なども買い替えの10年サイクルに毎年直面しているような感じです。買うときも処分するときも覚悟がいりますね。できるだけ費用や労力が要らないように気をつけています。テレビは3台もらって、2台買って、3台処分となかなかコストがかかりました。でも壊れるまで見たからあまり悔いがありません。処分にお金がかかるものは、溜めておくとますます払えなくなるから、小出しに手放すほうがよいと思いました。昔のピアノなどあり置きっぱなしの家も多いようですが、使っていないなら早めに手放したほうが、結果あとが楽なように思います。ピアノ買取店に頼んで、価格がつくとうれしいですね。